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研究室テーマ/3本の柱

持続可能な循環型社会の形成に貢献する総合工学を目指し、その鍵となる資源リサイクル技術と環境保全技術に関する先駆的な新しいアイディアを考案していきます。

当研究室では、有限な資源・エネルギー・水資源の有効活用や再生を目指す技術、一方で鉱物・エネルギー・水資源の利用に起因する廃棄物の活用や環境汚染に対する修復技術や付加価値の創出について、基礎・応用研究から産業界との協同により実用化研究までを行っています。たとえば、低品位鉱石や都市鉱山からの有価金属の分離精製、石炭飛灰や高炉スラグなどの環境浄化材料へのアップグレード、有害元素による水質汚染浄化などの問題に対し、粉体工学、ナノジオサイエンス、フォトケミストリー、バイオテクノロジーを複合してアプローチしています。

以下の3本の柱には、含まれる研究分野が重なる部分もあり、分野融合的な思考力が重要となります。


#1. Nanogeoscience for次世代環境浄化材料の開発

環境材料開発:地球環境に存在する希元素(有害イオン、放射性核種、レアアース、レアメタル)の吸着材や不溶化技術の開発、粘土鉱物を利用した環境浄化剤としての光触媒の開発、希元素のバイオハイドロメタラジーおよびその機構の解明を目的としています。(主な学問ベース: 化学平衡論・鉱物学・界面化学・物理化学)

# 2. Bio-mining for  鉱物・都市鉱山のバイオ製錬 金属汚染水のバイオ処理

バイオマイニング技術開発: バイオテクノロジー的手法による天然鉱物・都市鉱山の湿式製錬技術、製錬廃液や酸性鉱山廃水を対象としたバイオレメディエーション技術の開発を目的としています。(主な学問ベース: 生物工学・微生物学・湿式製錬学)

  • 難処理鉱物のバイオリーチング・バイオオキシデーション
  • 新規バイオスコロダイト法によるヒ素含有廃液処理
  • 貴金属バイオナノ粒子の生成
  • 重金属汚染水のバイオレメディエーション
  • 都市鉱山のバイオリーチングによるベースメタル・レアメタル回収
  • バイオ・ケミカルハイブリッド型の新規金抽出法の開発

# 3. Mineral Processing & Recycling for 高度な資源処理技術の開発

資源分離・精製技術開発:難処理性の地殻資源や廃棄物から、有用な資源だけを分離・回収するための高度な資源処理技術の開発を目的としています。 (主な学問ベース: 粉体工学・界面化学)


  • 地殻資源や廃棄物から有用資源だけを分離回収する高度な資源処理技術の開発
  • 難処理硫化鉱物の新規物理選別法、精鉱からの低コスト・環境負荷のない方法としての磁力選別浮遊選別の開発
  • 高ヒ素含有銅鉱石の新規ミネラルプロセシング法
  • 廃蛍光管からのレアアース回収や下水汚泥から環境汚染元となるリンを回収
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